航空自衛隊の機体を中心に展示してきた当MAD BASEのカウンターがついに111111を越えました。 1のゾロ目であります 今回の祝賀飛行は予告どおり、ついに0の登場です。 もちろん、パイロットは先回に引き続き、〈大空魔竜〉隊のファン・リー氏です。 この機体はかの零式艦上戦闘機21型なのですが、ナント、〈大空魔竜〉が小惑星帯のトロヤ点から回収したものだそうです。 どのような事情でレシプロの大戦機が宇宙空間に放り出されたのかはわかりませんが、高エネルギーの宇宙線にさらされていたわりには、保存状態も良く、わずかな整備で飛行可能になったそうです。 |
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謎だらけの前口上を述べているうちに、ファン・リー氏から連絡が入りました。 「SKYRER ZERO,Request Three Times Low Approach」 管制から許可が降り、「あの機体」が進入してきました。 かなり低いです。 雲が低いので、低空でローパスするとは聞いていましたが、はりきってアクロ機並の低さで進入。 低空を高速でローパスしていきました。 二回目の航過では翼を振ってご挨拶。 そして、大きく旋回して、最後の航過にはいります。 今度は高速で航過。 滑走路端で機首上げをしたと思ったら・・・・ 爆発音とともに増槽からスモークをはき、翼端からベイパーをひきつつ、あっというまに雲の中に・・・・ とても、レシプロ機とは思えません。まるで、ジェット機の機動です。 「驚いたでしょう。これが山中式補助噴進装置です」 と、無線でファン・リー氏。 旧日本海軍の山中大尉の考案、作成になる固体ロケット・モーターなのだそうです。 あれは増槽ではなく、補助ロケットだったのです。 零戦の非力なエンジンを補助するために開発されたそうですが、戦況の悪化に伴い開発は中断。考案者の山中大尉も南洋で行方不明となってしまったそうです。 〈大空魔竜〉が回収したのは、この山中大尉機なのですが、大尉がどうやってロケットを製作し、宇宙に進出したのかは、まったく不明です。 そもそも、あの程度のモータでは、大気圏を抜けることすらできないと思うのですが・・・ 宇宙は謎に満ちてますね〜 |
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てなわけで、111111アクセス突破、ありがとうございます。 今回は100000アクセス祝賀飛行のときに予告したように、零戦です。 え、そんなこと書いてなかったって。 もう一度、見直してください。ちゃんと、「0」って書いてあるはず・・・・、 失礼しました。誤植で「○」になってました・・・・ 面倒なので今さら修正しませんが(苦笑)。 さて、作品解題というわけではないですが、今回はタミヤの1/48プロペラ・アクション・シリーズの零戦21型をベースにしました。 模型屋ではペラが回る良いキットが見つからなかったのですが、STUDIO TEN氏のアドバイスを受け、(通販で)入手。 また、今回はテグスではなく、ピアノ線で吊っております。 さすが、日本特撮伝統の手法。当日、少々、風が強かったのですが、実に安定した撮影ができました。 今回も「大空魔竜ガイキング」 第27話「南十字星に誓う」 をベースにしています。 「宇宙で零戦を拾う」というトンデモないお話なのですが、良いネタになってくれました。 今後とも、(あきれずに)MAD BASEをよろしくお願いいたします。 |