Thanks 88888 access
 航空自衛隊の機体を中心に展示してきた当MAD BASEのカウンターが88888となる日がやってまいりました。
 恒例祝賀飛行を行い・・・たかったのですが、航空祭シーズン中にて飛行エリアが確保できずに断念せざるをえませんでした。
 「ど〜せ、祝賀飛行の度にトラブルが起きるので、飛んでくれるパイロットがいなかったんだろう
って。
 そんなことはないですよ、そんなことは・・・・(汗)

 その代わりにといっては難ですが、とっておきの「8」にちなんだ写真を一枚・・・

 先日、ロスに出張した帰りです。空港で搭乗待ちをしている間、窓越しに民間機の離着陸を撮っていたのですが、突然、民間機らしからぬ轟音。
 あっ、と思うと、上の写真の機体が上がっていきました。
 泡を食って、シャッター切って、何とか写っていたのが、この一枚。
 民間の国際空港なのに・・・、と思っていたのですが、最近、謎が解けました。
 このトムキャット、民間機なのです。
 中東のアスランという国をご存じと思います。
 少し前まで内戦を続け、傭兵の航空部隊を持っていた国であります。そこには日本人パイロットがいたことが報道され、話題になったこともあります。
 このアスラン内戦終結に大きく貢献したのは、この傭兵部隊なのだそうです。
 詳しい事はよく分かりませんが、日本のヤマト航空などが出資し、戦争終結を記念した航空博物館を、その外人部隊基地跡に建設しているのだそうです。
 このF-14Aはヤマト航空が買い取り、アスランへのフェリー途上にある展示用の機体なのです。
 その元航空基地、博物館の名は「エリア 88」 
 
 てなわけで、カウンター88888突破、ありがとうございます。

 さてさて、作品解題というわけではないのですが、上の写真、ハセガワ・ドラゴンのミッキー・サイモン with F-14A の1/144トムキャットをほぼ素組したものを、ロス国際空港の情景に合成したものです。
 常連の皆様などは、今回は「エリハチ・ネタ」で来ることを
予想されていたのではないでしょうか。
 お気づきのこととは思いますが、あの滑走路からF-14が離陸した場合、もっともっと小さく見えるはずです。あまり小さいと面白みがないので、デティールがわかるギリギリまでしか小さくしませんでした。
 ともあれ、今後ともMAD BASEをよろしくお願いいたします。