明野駐屯地航空祭    明野レインボー篇
 朝から快晴。かすめ過ぎていったばかりの台風の影響で、風が強すぎるのが難点ではありますが、最高ともいえる航空祭日和の明野です。
 今回の目玉は陸自、警察、消防、防災、自治体、病院が協力して行う「防災訓練展示」です。
 「地震発生!」
 まずはLR-2が被災地を偵察(左上)。続いて、県警ヘリ、ベル206L〈すずか〉(上),OH-1(右上)が到着。これらの機体からの情報を元に救助計画が練られます。
 とはいっても、上空からの偵察だけではわからないこともあります。
 そこで、CH-47に運ばれてきた地上偵察部隊の出番です。まずは不整地走破はお手の物のオフロード・バイク。消防隊(左下)、陸自(下)。そして、上方からの落下物があるおそれのあるところには軽装甲車(右下)が投入されます。
 状況に応じて、様々なヘリが活躍します。

 ヘリさえ着陸できないところに、隊員をリペリング降下させるUH-60JA(左)。
 炎上する建築物からの救助を行う防災ヘリ、ベル412〈みえ〉。
 海上での救難作業を行う海上保安庁のベル212〈かみたか〉(左)。要救護者や救急要員の輸送を行うUH-1J(右)。
 そして、避難民を輸送するUH-60JA。
 高機動車で運ばれたきた被災者の面々(左)をすばやく搭乗させ、安全なところへと運びます。
 といっても、結構なバンクで旋回するのですが、被災者の皆さん、大丈夫でしょうか。
 地震につきものの火災に対しする空からの消火活動です。
 散水量の少ない順番に〈みえ〉(左上)、UH-1J(左下)、CH-47(右)です。

 最後にカーテンコール。
 いざという時、頼れる方々がご挨拶です。
 県警の〈すずか〉(下左)、防災ヘリ〈みえ〉(下中)、海保ヘリ〈かみたか〉(下右)。

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