緊急消防援助隊全国合同訓練 地上篇
 台風4号通過の影響で、曇り時々雨、一時晴れ、という、先の静浜を思わせる天候ではありましたが、三保で「緊急消防援助隊全国合同訓練」の部隊運用訓練が、一般公開されました。

 ヘリ狙いではありましたが、地上もなかなか興味深いものがありました。
 地震災害を想定し、矢継ぎ早に訓練は進行します。災害は順を追って、起きるわけではないので、当然といえば当然の展開ですが、そのめまぐるしい展開を追うのは大変です。

 左は、先行情報収集のための二輪部隊。確かに、悪路を高速で駆け抜けるには、うってつけの車両です。

 左上は崩落したトンネルからの救助活動に向かう、土木車両。
 もう、バリー・グレイの曲が聞こえてきそうです。
 上の「震災工作車」になると、緑の巨大輸送機の一番装備にそのまま入っていても違和感がないのではないでしょうか。
 土煙をあげて、斜路からでてきそうです。

 さて、これらの車両の中には、九州や北海道から参加しているものもあります。これらの車両の輸送は空自の輸送機(おそらくC-130)によって行われたそうです。

 左はビル火災からの救助訓練の様子。
 爆発演出もあり、否応なく盛り上がります。

 そして、訓練のフィナーレを飾るのは一斉放水(下)。
 この上空を四機二群に分かれたヘリが放水しつつ、ローパスしていきます。

 左と下の写真以外は、例のごとく例のようにクリックすると、大判で見ることができます。