滝ヶ原駐屯地 創立31周年記念行事  ヘリコプター篇
 陸自の駐屯地イベントは、公式HPでもなかなか日程がわからないので、気がついたら終わっていることも少なくないのです。気がついても、空が寂しそうなイベントにはあまり脚を運ばないのですが・・・
 昨年は、あまりOH-1にお目にかかれなかったので、今年はここ滝ヶ原まで足をのばしてみました。

 ここは思ったより穴場でした。
 逆光でさえなければ、近い低い。おまけに地上展示されたヘリは人垣がないので、心ゆくまで眺めることができます。
 しかも、OH-6(出番はわずかでしたが)、OH-1、AH-1S、UH-1、UH-60JA(左)と5機種も展示飛行を行いました。
 
 ホントに今回は陸自ヘリを見にきたようなもので、特にAH-1S(左、および下二枚)は祝賀飛行、観閲飛行、展示飛行、模擬戦と大活躍。
 精悍なフォルムを堪能させていただきました。
 このAH-1Sは明野基地の所属で、この行事の支援に飛来してきたようです。
 続いて、OH-1(左、下))。私が(今のところ)最も気に入っているヘリコプターです。
 フォルムとしては、なんとなく鮒っぽいのですが、これが軽快に空を翔る姿は戦闘ヘリとはまた違った良さがあります。
 左下は機動飛行中にキャノピーに陽光が反射した瞬間をとらえたもの。
 これが平面キャノピーが採用されている所以でして、曲面キャノピーと違い反射光が見える角度が限られるため、地上からの視認性が著しく低下するのだそうです。
 このOH-1はこの駐屯地の所属機です。
 
 さて、OH-1得意の自動ホバリング機能のデモ(左)。
 両手を操縦桿から離して、メッセージを広げて見せてくれています。
 左下は帰投準備をしているOH-1。と言っても、道路をはさんだお向かいの駐機場までですが・・・
 そして、とうとうお帰りです(下)
 
 実はその前に明野からの機体は帰投しています。左下がUH-1、右下がAH-1Sの帰投です。
 見てのとおり、空模様はかなり怪しく、この直後にはとうとう降ってきました。

 最後になりましたが、例のごとくクリックすると大判になる写真もあります。