岐阜基地航空祭  オープニング篇
 雲は多くても、総じて好天だった岐阜祭り。
 そして、サプライズな祭りでありました。

 プログラムを見て展示飛行の開始が遅いと思っていたら、開場したすぐ後にウェザー・チェックのF-4EJが豪快に離陸(左)、展示飛行なみのローパスを披露(右)し、ビックリ。
 「これは、これは」などと見とれていると、眼前に並んでいた機体がオープニングのために飛行準備を開始(左)。整備員氏のテキパキとした動きが良いです。
 まずはT-7が離陸(右)。
 離陸後は会場に向かって旋回(右)。
 続いて、F-2B(右)
 旋回性能などを披露して(右)離脱。
 そして、F-15DJが離陸(右)

 離陸した機体は再集結し、岐阜ならではのフォーメーションを見せてくれます(左下、下)。
 最後の異機種編隊からのブレイクは「見事」としか言いようがありません(右下)。
 先にあがった3機が編隊を組む間は、F-2B(上3枚)とF-15DJ(下3枚)が機動飛行が披露。
 イーグルの対地攻撃機動(下中)なぞ、なかなか見れるものではありません。
 「次のエアロックまで時間がある」と思ったら、ここでまた驚きが一つ。
 なんと、オープニングで展示飛行した機体の一部はエプロンに進入(左下)。
 「フライトが終わった機体を格納するための準備」、いわば、格納訓練展示が始まったのです。
 パイロットと整備員が共に機体の各部を点検し(左)、トーイング・カーで位置を整え(下)、そのまま地上展示されたのです。
 この一連の作業を見ている間に、あっという間に時が過ぎ、ピッツのエンジンが回り始めるのでありました。