エアフェスタ 浜松 2000
2000年10月29日 

T-4 編

 今年の東海地区の航空祭は天候に恵まれませんでした。また、BIの展示飛行も事故のためしばらく中止ということで、今一つ盛り上がりに欠ける、と思われていたのです。しかし、ここ浜松基地では、時折、雨のぱらつくなか、ほぼ予定どおりの展示飛行が行われ、なおかつ、この天候ならではの貴重な光景をみることができ、意外な盛り上がりを見せたのでありました。(盛り上がっていたのは、私だけかも)
 浜松基地とえばT-4です。いつもはBIの機体を並べるエプロン中央に4機、その先のタキシング・ウェイに10機のT-4を駐機させ、飛行前後のプロセスをくまなく見せてくれました。
 左の写真は朝一番の展示飛行に望む機体です。濡れたアスファルトに着陸灯が映え、実に格好良いのです。
 T-4の翼端が雲を引いているのが、よくわかると思います。T-4は練習機で、なおかつ比較的小柄な機体なので、翼端から雲を引くことはまずありません。
 この絶妙な気象状況においてのみ見られる、貴重な光景と言えます。
 そして、名物マスフライト。
 今回は傘型編隊とアロー・ヘッドを組み合わせたものと、右のビッグ・ウィング編隊を披露してくれました。