陸上自衛隊
   平成12年度
富士総合火力演習 2000年9月3日
戦車編

 
 戦車です。今年初めて、自衛隊関係者の「つて」で、この演習の見学に行くことができました。というわけで、私が見たのは、9月9,10日の一般見学日の演習ではありません。
 
 左上:61式中戦車、「オールド・ゴジラ」映画のファンならよくご存じの車両です。すでに可動するものは残っていないと思っていたので、思わぬモノが見れてしまって感動してしまいました。
 上:74式中戦車。今回も車高を前後、左右自在に変更し、あたかも踊っているかのように見える「ワザ」を披露してくれました。
 左:90式中戦車。最新鋭「90」はもっとすごい。「74」同様の車高調整はもちろんのこと、姿勢がどう変わろうと砲身は標的をピタリと狙ったままです。
 
 左の2台が61式、中央2台が74式。手前が90式です。
 今年は陸上自衛隊創設50周年記念ということで、装備の変遷を見てもらうということで、この歴代MBTの共演を企画したようです。実は61式が超信地旋回ができないことを、当日まで知らなかった。写真は同時に急速後退をかけたところ。やっぱり、90式の機動性がずば抜けている。
 ちなみに映画の戦車とちがって、本物はキャタピラの音なんか聞こえない。エンジン音だけ。
  で、当然、火力演習なので見せ場は実弾射撃。90式の120ミリ滑腔砲、発射音が「来ます」
 こちらは89式装甲戦闘車。35ミリ機関砲で砲撃をしています。