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「ただいまマイクのテスト中。本日は晴天なり・・・・・本日は雨天なり」
一同の苦笑をかったアナウンスで始まった今年の航空祭。そのとおり、開場前から小雨がぱらつく、あいにくの天候となりました。
そんな中、とりあえずオープニング・フライトは行われ、F-15、F-4、F-2の各一機が飛行しました。最後にF-2のフライトです。
この後、雨はさらにひどくなり岐阜基地所属機のフライトはホントにこれが最後になってしまいました。 |
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どの写真も雨のため、すっきりしません。
でも、アフターバーナーがきれい・・・・。(左)
快晴だと、こうはいきませんね。(泣)
さらに視界も悪いためか、せっかくの機動飛行の切れも今ひとつでした。
ドラッグシュートの開傘を楽しみにしていると、なんと、開傘なしで停止。よくみると、機尾には妙な装置が・・・。(左下)
などと書いたところ、11/14に、ヒロさんという方から情報提供がありました。
通称「スピンシュート」と呼ばれるものだそうです。私も名前だけは知っていましたが、こんな形をしていたとは・・・
いただいたメールによると、以下のような装置です。
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「F-2Bの1号機(つまり試作3号機)は主に飛行特性の試験を行っています。その中に、スピンから立ち直れるかとか、そんな試験もあります。 そのスピンテストの際に使用されるのがスピンシュートで、ドラッグシュートの強化版みたいなものです。
たぶん、フラットスピンの防止かなんかだと思いますが・・
とりあえずアレはスピンシュートと呼ばれる、F-2B1号機にしか付いてないレアな装置だと思えばありがたいですよね。きっと数年後には見なくなるものです」
ヒロさん、ありがとうございました。
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量産機と同じ塗装の4番機。(左)
これが飛ぶのを楽しみにしてたんですけどね。
雨中での、異機種編隊タキシングの一コマです。
と思いきや、岐阜基地に配属になった量産一号機だそうです。とある掲示板で指摘をうけました。
てっきり、お色直しをした4号機だと思ったのに。
でも、よく見ると単座で、シリアルも量産機のものです。(11/21追加) |