ユーロファイター・デモチーム
Spectrum Angels
 各国が新世代戦闘機を求める一方、売り手側の競争も激しくなっていった。
 ユーロファイターは販売促進のため、デモフライトチームを結成するらしい。その名もスペクトラム・エンジェルス。
 関係四国の国旗を「虹のスペクトルに見立てて」とのことだが、見る者が見れば、モチーフが何かは一目瞭然である。
 さらに「パイロットは全員女性で」などとのコメントもあるので、これは間違いないと見て良い。
 いろいろな意味で、是非とも実現して欲しいものである。
 ユーロファイター・タイフーンを見ていて、シルエットに既視感を憶えたのが、そもそもの始まり。
 そうどことなく、キャプテン・スカーレットのエンジェル・インターセプター(以下、エンゼル機と呼称)に似ているのである。
 これまた英国の機体でもあるので、エンゼル機塗装のデモチームがあれば面白いと考え、さっそくタミヤ・イタレリのキットを購入。素組して(といっても、パーツの合いがよろしくないので、それだけでも一苦労)塗装してみた。
 これがまた、はまる、はまる。
 ご覧のとおり、エンゼル機塗装はユーロファイターに似合うのである。
 エンテ翼、吸気口の位置、側面のラインなどなど、作っているうちにユーロファイターが「双発のエンゼル機」に見えてくるからおそろしい。
 しかも、ユーロファイターのマークはどことなくスペクトラムのマークに似ているというか、45度傾ければ、「パクッただろう」というわれても仕方ないかもしれないような意匠で、これまたピッタリ。
 ひょっとしたら、本当に設計チームは「エンゼル機」を目指していたりして・・・・