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円谷エンタープライズがサイド6に新テーマパークを設立を決定したことはご存じと思う。。
最大の目玉が改造MSによるヒーローと怪獣の戦闘アトラクションである。
主役を務めるの機体が、テーマパークのオープンに先駆けてお披露目となった。
旧式の18メートル級MS、GMをレストアし、同社の最初期のキャラクターであるウルトラマンを再現したものである。
昨今の15メートル級MSより遙かに巨大感がある。頭一つ分しか違わないのだが。
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対戦相手であるが、MS-06IIがベースとなっている。モチーフはバルタン星人だが、今時「宇宙人」でもないため、宇宙怪獣「バルザック」と設定された。
どちらの機体もアトラクションの動作パターン取得のため、操縦系はモーション・トレースに変更されている。
さて、オープンが楽しみなところであるが・・・
U.C.0152 サイド2のザンスカール帝国が地球侵攻を開始。
同時にサイド6にも侵攻してきた。
完成間近のテーマパークは避難場所として、提供されたが、ここもザンスカールの攻撃を受けた。 |
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しかし、この施設に避難した人々を、無武装のこの2体の改造MSが守りぬいたと報告されている。
たまたま居合わせた武術家師弟がパイロットとして乗り込み、モーション・トレースを用いて、自らの武術をMSで再現。6機のゾロアットを行動不能としたようなのだ。
コロニー内での戦闘故、高威力の武器が使用できなかったとはいえ、にわかには信じがたい話ではあるが、打突により破壊されたモビルスーツと、酷使により駆動系を消耗してしまったGMとザクが証拠として残っている。
残念ながら、施設そのものも相応の損害を受けたため、開園は無期延期となっている。
そして、 「流派・東方不敗」と称する武術家師弟のその後の消息は不明である。
MSジャーナル U.C.0153 4月号より |